ここではワンピースのD一族のモデルとされる「テンプル騎士団」について調べています。深い歴史が関係してくるのかもしれません。
神秘的で謎の多い「テンプル騎士団」
映画「ダヴィンチコード」などでも登場するテンプル騎士団。
歴史的に様々な伝説がある団体です。
また多くの諸説があり、謎に包まれている集団でもあります。
フリーメイソンとの関係や海賊関連の話もまた然り。
ワンプースの世界にも、少なからず関係があるよう。
テンプル騎士団とワンピースの関連性はファンの間でもアツい話題になるテーマです。
そもそもテンプル騎士団とは?
テンプル騎士団は中世ヨーロッパで活躍した「騎士修道会」という団体名です。
存在目的として、聖地エルサレムの防衛や巡礼者の保護の役割を担う組織。
初めて銀行システムを作った組織
今の銀行システムの元となる“預金通帳”の仕組みを考えたのがテンプル騎士団。
大きな預金を持たずに安全に旅ができるようにとの考慮から。
とても頭の良い団体組織でもあったわけです。
ただその頭の良さも災いし、王様によく思われず解体されてしまった悲運な歴史があります。
”D”のモデル?「名前にde」
ワンピースとつながる話題として、騎士団長の名前があります。
騎士団の歴代総長の名前に注目です。
1:ユーグ・ド・パイヤン(Hughes de Payens)
2:ロベール・ド・クラオン(Robert de Craon)
3:エヴェラール・デ・バレス(Everard des Barres)
4:ベルナール・ド・トレムレ(Bernard de Tremelay)
5:アンドレ・ド・モンバール(André de Montbard)
6:ベルトラン・ド・ブランシュフォール(Bertrand de Blanchefort)
7:フィリップ・ド・ミリー(Philippe de Milly)
8:オドー・ド・サンタマン(Odo de St Amand)
9:アルノー・ド・トロージュ(Arnaud de Toroge)
10:ジェラール・ド・リドフォール(Gérard de Ridefort)
11:ロベール・ド・サブレ(Robert de Sablé)
12:ジルベール・オラル(Gilbert Horal)
13:フィリップ・ド・プレシス(Phillipe de Plessis)
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23:ジャック・ド・モレー(Jacques de Molay)
歴代総長は全員で23名。
そのほとんどの名前に「de」が入っています。
ワンピースの「D」にそっくりです。
ちなみに、この「de」はフランス語で、先祖が”貴族”であったことを意味します。
D一族が元貴族だったのかはわかりませんが、テンプル騎士団が関係していそうな感じがします。
テンプル騎士団の歴史
また騎士団の歴史を深堀していくと、さらにワンピースの世界観に似てることがわかります。
フランス王による横暴で解体
銀行システムを作るなど、ビジネスに長けたテンプル騎士団。
後に大きな財力を持つようになり、巨大な組織になりました。
しかし、権力を恐れたフランス国王は、突如弾圧をかけるようになります。
次第に異端児され、総長は火あぶりの刑。
他テンプル騎士団も解体させられてしまいました。
僕はオハラのバスターコールを思い出しました。
ワンピースの世界で、“支配”と“自由”は特別なキーワード。
支配者による理不尽な支配。
極端な隠蔽工作。
正義という名の暴力。
こういった歴史にリンクするものがありますし、物語のキモだと僕は感じます。
大航海時代の先駆者
難を逃れたテンプル騎士団の中には新たな組織を発足した者もいました。
その組織はポルトガルを中心に「キリスト騎士団」と名前を変え、多くの航海者を養え、広大な海洋へと乗り出していきました。
これが大航海時代の幕開け。
大航海時代のキッカケとも言われています。
ワンピースの世界観に似ています。
【検証】テンプル騎士団と海賊旗について
テンプル騎士団は謎の多い伝説がたくさんあります。(フリーメイソンなど)
その伝説の一つに「海賊旗の始まり」があります。
《海賊旗の始まり》
残されたテンプル騎士団が総長ジャック・ド・モレーの遺骨を掘り起こすと、頭蓋骨とクロスした骨2本が見つかった。骨をクロスにし、「それでも人は復活できる」という思いからジョリーロジャーという海賊旗を作った。
という説ですが、信ぴょう性の低い説でもあります。
ジョリーロジャーの由来は謎
海賊旗はジョリーロジャーとも呼びます。
諸説は他にもいろいろ。・1724年に出版された「海賊史」説
・ joli rouge(きれいな赤)説参照:wikipedia
起源ははっきりしていません。
まとめ
いろいろな噂や伝説があるテンプル騎士団。
ワンピースにも少なからず関係性がありそうです。
D一族のモデルになった可能性はあると思います。