ここではルフィの人物モデルと噂される歴史の英雄「アレキサンダー大王」について調べています。
偉大なる王者「アレキサンダー大王」
ルフィの人物モデルとして噂されるのが「アレキサンダー大王」。
どうも多くの共通点があるようですね。
ここでは、その共通点について情報を整理しています。
アレキサンダー大王ってどんな人物?
アレキサンダー大王とは、紀元前に活躍したマケドニアの王「アレクサンドロス3世」の通称です。
わずか10年足らずで、空前の大帝国(東方遠征)を成し遂げてしまったすごい歴史人物。(ギリシアからインドまでの大遠征)
エジプトのファラオでもあり、英雄の代名詞的存在です。
アレクサンダー大王の生涯を紹介した本。
ビジュアル資料が豊富。
アレキサンダー大王とルフィは似ている?
“世界統一”とまで言われたその征服力は、まさに漫画の主人公並み。
その偉大な功績の中には、いくつかルフィとの共通点がみられます。
ルフィとの共通点については以下10項目が挙げられています↓
アレキサンダー大王とルフィの共通点
1:砂漠の国と友好関係を築く
2:砂漠の国で水を捨てる
3:大の宴好き
4:右腕が片目
5:海中を樽には入り探索
6:天界へ飛ぶ
7:毒への耐性
8:万物の声が聞こえる
9:女帝と友好関係
10:女に興味がない
他の考察サイトでもよくまとめられている項目ですが個人的に疑問点もあります。
自分の意見もまとめたいので、歴史背景を重ねながら情報を整理しています。
1:砂漠の国と友好関係
アレキサンダー大王の歴史背景「エジプト侵攻」
アレキサンダー大王はかつてエジプトを侵攻。
当時反ペルシャの風向きが強かったエジプトを解放したことにより、民衆の指示を得ました。
エジプトの文化を受け入れた形で侵攻したわけですね。支配的というより、協力的。
自国のやり方で統治せずエジプトのやり方で統治しました。
これはアラバスタ王国との接点です。
この点はとても世界観が似ていると思います。
・支配的→クロコダイル
・協力的→ルフィ
結果、アレキサンダー大王はエジプトのファラオ(エジプトの王)になりました。
2:砂漠の国で“水を捨てる“?
これはアラバスタでの「水の共有」シーン関連の考察(考え方)です。
よく例えられるのが、この考察↓
アレキサンダー大王の「飢え」と「我慢」
・アレクサンダー大王はかつて、砂漠で兵士達が飢えと乾きで苦しんでいた時、部下が一杯の水を持ってきたところ、その水を飲まずに捨ててしまい、「ともに渇きを苦しむ方を選ぶ」と言ったそうです。
・ルフィは、「カラカラのおっさん(コーザの父親)」からもらった水を「そうやって簡単に飲んだらダメなんだバカ野郎!!!」と言っています。
うーん。
ちょっとワカラン。と最初に思ったので、考え方を整理しました。
・アレキサンダー → 苦しみを共有することが大事
・ルフィ → 苦しくても大切にする気持ちが大事
・まとめ → 苦しくても我慢する時がある、それは相手を想う気持ち
このように考えると、わかる気がしました。
3:大の宴好き?
「アレキサンダー大王が宴好き」が酒好きかは不明です。
情報をいろいろ調べてみましたが、”特質的に好き”と情報は見つけられませんでした。
でもこの時代から“宴”は存在していたので、宴好きだったのかもしれませんね。
これはちょっと謎です。
4:右腕に片目の最強戦士
アレキサンダー大王の片腕にゾロっぽい配下がいました。
「アンティゴノス」という隻眼(片目)の人物です。
アレキサンダー大王の部下「アンティゴノス1世」
アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)に仕えた将軍。
彼の死後、後継者の一人となりアンティゴノス朝の初代王となりました。
腕前も一級品で、立場としては右腕的存在。
ワンピースで言えば「ゾロ」。
隻眼は戦傷によるもの。
モノフタルモス(隻眼の意)というあだ名をつけられていたそうです。
この共通点はしっくりきます。
5:海中を樽に入り探索
アレキサンダー大王の「オリエント伝説」
あくまで伝説の類ですが、オリエントの伝説によれば、アレクサンダー王は海中の世界に興味をおぼえ、ガラスの樽のなかに入って海中を探検したそうです。
※ オリエント伝説…東方・東洋・中近東に伝わる伝説
これはワンピースでも空島編(猿山連合軍絡み)で登場しました。
ウソップが作った樽潜水服ですね。
6:天界へ飛ぶ?
これは「空島(スカイピア)」関連の考察。
アレキサンダー大王が「鳥船で天界へ飛んだ」という空想?の話のようですが、情報がなく検証できませんでした。
関連情報が見つかり次第追加します。
7:毒への耐性
アレキサンダー大王の逸話「毒では死なない」
アレキサンダー大王には、「毒殺でも死なない」という逸話があります。
これは病気で床についてるアレキサンダー大王に、買収された医師が毒をもっったところ、それに耐えたというエピソードです。(ちなみに大王は事情を知って飲んだようです)
ワンピースで言えば、マゼランとの戦いでルフィが毒に強くなったことと関連しています。
アレキサンダー大王強すぎ。
8:万物の声が聞こえる
アレキサンダー大王の異名「イスカンダル双角王」
・イスカンダル…アレキサンダー大王のアラビア語の人名
・双角王…その強さから“2つの角がある王“と称されたため「イスカンダル双角王はコーランによれば“神の声を聴ける預言者”」という意味だそうです。
アレキサンダー大王には「イスカンダル双角王」という異名があります。
それが「海王類の声を聴く」ルフィと共通しているのでは?という考察。
個人的にはもう少し資料が欲しい考察。
9:女帝(女性民族)と友好関係
一番興味深いトピックですが、女帝って誰でしょう。
・ ワンピースの女帝といえば「女帝ボア・ハンコック」
・ アレキサンダー大王の歴史でいえば…「アマゾネス」!
アレキサンダー大王と「アマゾネス」
アマゾネスは女性民族の名称です。
ギリシア神話に出てくる女性だけの民族で、彼女たちを総称して「アマゾネス」と言います。
アレキサンダー大王の遠征を記載した書物にアマゾネスらしき民族と出遭っている記録があるようです。
彼女たちと出くわした時も冷静に接触し、友好的な立ち位置を気付いたのだそうです。
友好的な関係を気づけたのは、女性に色目を使わなかったからという逸話もあります。
アマゾネスの女帝との関係性はわかりませんが、ストーリー的にもかなり類似点があリます。
10:女に興味がない
アレキサンダー大王には、ホモ疑惑があるほど、“女性に興味がない“という文献や情報も多くあります。
どちらかと言うとホモよりバイセクシャルで有名。
女も好きだけど男の方がもっと好き。と言う逸話もあります。
《日本にもあった男色社会》
実は日本にもそう言った文化は根付いています。
武家社会や僧侶の世界でもバイやホモセクシャルは多く、武田信玄などが有名な話です。
これは“強さ“を求める反作用的な性への想いという見解もあります。
アレキサンダー大王の話に戻りますが、つまり“女性に興味がない”という共通点。
この点はルフィと似ています。
検証結果まとめ
・かなり関係がありそうな考察を「青」
・情報が足りなく微妙な考察を「赤」
に分けてみました。
1:砂漠の国と友好関係を築く
2:砂漠の国で水を捨てる
3:大の宴好き
4:右腕が片目
5:海中を樽には入り探索
6:天界へ飛ぶ
7:毒への耐性
8:万物の声が聞こえる
9:女帝と友好関係
10:女に興味がない
結論:関係性は高そう