ここでは、漫画「ハンターハンター」の作者、冨樫義博先生のアナグラムについて情報をまとめています。
HUNTER×HUNTERのアナグラム
ハンターハンターに登場する地名やキャラ名の中には、隠れたアナグラムがあります。
その隠されたアナグラムは読者の想像の斜め上をいくものもあったり。
富樫先生の卓越したネーミングセンスを見てみます。
アナグラムとは
言葉遊びの一つです。
既存の単語を入れ替えて、全く別の意味にすること。
一種の”暗号””隠語”と言っても良いかもしれません。
ここでは「隠された言葉」と解釈します。
「NIGG」〜グリードアイランド編
HxHでの富樫先生の代表的なアナグラムといえば「NIGG」。
グリードアイランド編で登場した言葉遊びです。
物語の終始を結んだ言葉でした。
《NIGG=GING=ジン》
ニッグはジンのアナグラムでした。
この物語の構成に多くのHxHファンは「やっぱ富樫すげー!」と盛り上がりました。
ただこれは、ほんの序章にすぎませんでした。
HH世界のアナグラムの数々
では、HxHのアナグラム考察をしていきます。
地名やキャラ名など、HxHファン情報を元に整理してみます。
※(ほとんどは非公式なのでご了承ください)
地名のアナグラム
ハンターハンター世界の地図を見ると、現実世界とリンクしていたりします。
それは地理だけではなく、名前もそう。
・アイジエン大陸→アジアン(asian)→アジア
・カキン王国→中国(china)+漢(kan)→カキン(cakin)
・ヨークシン→ヨーク新(new)→ニューヨーク
キャラクター名のアナグラム
キャラクター名にも隠れたアナグラムがあるようです。
※(非公式情報です。一部ファンの間で考察されている情報ですのでご了承ください。)
《パリストン・ヒル》
→パリス・ヒルトン有名セレブお嬢様。
”お騒がせもの”という意味から。
《ギンタ》
→巨人(giant)ギンタ(ginta)のアナグラム。
ginta→giant(巨人)
《イックションペ・カトゥーチャ》
→加藤茶さん。ドリフターズのメンバー。
「加藤ちゃんペ」「イックチョン」のギャグから。
《シャルナーク》
→ラルクエンシエルのアナグラム。L’Arc~en~ciel →Ciel en larc
富樫先生はラルクファン。
《マサドルディーゴ》
→金正日のアナグラム。「ゴールドまさディ」と並び替える。
ゴールド(金)まさ(正)ディ(日)
《ミザイストム・ナナ》
→丑3つ&草摩ローマ字mizaisutomuのアナゴラム。
「usimitu zoma」と並び替える→「丑三つ 草摩」。【丑三つ】
丑三つ(うしみつ)は午前二時から二時半。
真夜中の意。
深夜を表します。【草摩】
草摩は漫画「フルーツバスケット」に登場する草摩潑春。
役柄は「牛(丑)の物の怪憑き」。
この漫画のライバル的存在が奥さんのセーラームーンでした。
ここからアナゴラムしたのではと考察されています。(ちょっと深読みしすぎな気もしますが^^;)
まとめ
地名や人名のアナグラムは伏線や隠しメッセージ要素が高いと思います。
そこから、そのキャラの素性を読み解くこともできるかもですね。