ここではハンターハンター特別読切0巻「クラピカの追憶編」で謎を残したメッセージ「我々から何も奪うな」の真相を探っています。
謎の書き置きメッセージ「我々から何も奪うな」
クラピカ追憶編の最後を締めくくった謎のメッセージ。
この言葉は単行本のヨークシン編にも登場します。(11巻102話より)
「我々は何ものも拒まない だから我々から何も奪うな」
それは「流星街」という異質都市が初めて描かれた際に、流星街の住民が残した言葉。
そのメッセージと共に、流星街の住人たちは爆破テロ的な報復をしました。
理由は仲間を拉致・監禁した疑いで(正確には逮捕されたわけですが)。
この言葉が追憶編でも登場したことから、様々な憶測が呼んでいます。
幻影旅団が書き残したメッセージなのか?
疑問に思うのは、クルタ族襲撃後にわざわざ幻影旅団がメッセージを書き残すのか?ということ。
そもそも「何も奪うな」ということは、クルタ族が以前に何かを流星街から奪ったことになります。
一体何を奪ったのか?
:追記:流星街の長老の念能力だった(2016)
同胞を爆弾に変え、メッセージを届ける念能力。
それが流星街の長老の念能力だと、クロロVSヒソカ戦で判明しました。
これを踏まえても謎が深まりますね。
なぜ流星街の長老はメッセージを残す理由があったのでしょうか。
【考察】怪しい人物・モノを分析
追憶編に登場する怪しい人物やモノを考察・検証していきます。
怪しい人物①:シーラ
作中でもっとも怪しい人物「シーラ」。
プロハンターを目指す彼女は偶然にも森に迷い込みクラピカたちと遭遇。
という物語設定ですが、襲撃前に現れるタイミング。
外界から隠れるクルタ族に遭う偶然。
何やら怪しいと、ファンの間では考察されています。そして、その考察内容がシーラは流星街出身ではないか?という説。
流星街の住人がシーラを奪われたと勘違いし、その報復と共に旅団に依頼した(または旅団メンバーの誰かが実行した)という考察です。
怪しいモノ②:シーラの本
シーラが持っていた本「D・ハンターの物語」。
シーラはクラピカに手渡しますが、この本が流星街の所有物だったという説。
大量の付箋・本の内容(または本に隠された何か?)。
シーラの本は流星街の大切な書物だったとしたら。
そのような考察もあります。
怪しい人物③:クルタ族の長老
怪しい人物に族長の名前も挙がります。
理由は「なぜ携帯電話を所持していたのか」という点。
外界から隔離するなら、なぜ外部とコンタクトを取れるツールを持っていたのかという謎。
これには様々な説があります。《長老と流星街の考察》
①クロロの父親説
②流星街から何か奪った張本人説
③流星街と過去に何かあった説などなどです。
クロロの父親説を考えた人はすごい発想だと思いますが、個人的には③が怪しいかなと思います。
怪しい人物④:パイロ
パイロ黒幕説もささやかれています。(クラピカへの復讐説)
ただ、ツェリードニヒの描写にパイロの生首的な描写があったことから、この説は鎮火しています。
その描写自体もまだ未確定ですが、ファンの間ではかなり話題になっているシーンです。
個人的にはパイロはないんじゃないかなぁと思うのですが、携帯電話を持ってて使えたこととか謎が残ります(試験で族長に渡されたんじゃ?という声もあります)
まとめ
クルタ族と流星街関係者が何かしらあったのは可能性高いと思います。
旅団が単に緋の目を狙いクルタ族を襲撃しただけなら、メッセージを書き残す意味はないように思います。
過去に何かあったんじゃないかなぁと思います。